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Works

船橋市商業ビルの外壁改修浮いたタイルを撤去し、ALC下地から再生

外壁・屋根塗装/補修・再生オフィスビル千葉県船橋市

漏水の相談から始まった商業ビルの外壁改修。打診検査で浮いていたタイル面を撤去し、ALCの下地補修と防水性のある下地材で外壁をよみがえらせました。

Summary

工事の概要

工事分類
外壁・屋根塗装/補修・再生
建物・施設
オフィスビル
地域
千葉県船橋市
工期
2020年5月〜6月(約1か月)
使用材料
ラストボンド(錆処理)/アレス防水フィラー(下地)/関西ペイント ダイナミックTOP(上塗り)
Point

本当の原因と、直したこと

  1. Before

    困っていたこと

    建物の中に雨水が入ってくるので原因を調べて直してほしい。外壁のタイルやサッシまわりの傷みも目立ってきている。

  2. Method

    直したこと

    足場を組んで外壁全体を調査。浮いていたタイル面は1面をすべて撤去し、ALCの欠けと固定ボルトの錆を補修。サッシや換気フードまわりのシーリングを打ち替え、ALCとサッシのすき間は軽い板金でふさいだうえで、防水性のある下地材で段差を整え、塗装で仕上げました。

  3. Reason

    なぜその方法を選んだか

    打診検査の結果、タイルはすでにALCから剥がれ、接着剤と目地だけで留まっている状態でした。部分的に貼り直しても落下の危険が残るため、オーナー様と相談して1面を撤去し、軽くて建物の揺れに追従しやすい塗装仕上げに切り替えました。ALCは揺れることを前提にした建材なので、すき間の処理にも重い材料は使わず板金を選んでいます。

Point

気をつけたいこと

漏水の原因は、外壁のあちこちに

ご相談のきっかけは、建物内への雨水の侵入でした。足場を組んで外壁をひと通り確認すると、タイルの浮き、ALC(軽量気泡コンクリート)の目地の傷み、サッシや換気フードまわりのシーリングの劣化など、水の入り口になりうる箇所がいくつも見つかりました。

既存のシーリングは中に空気が多く入っていて、本来の防水の役目を果たせていない状態。換気フードのまわりからは錆も出ていました。

打診検査でわかった、タイルの危険な状態

タイル面を打診棒でたたいて浮きを調べ、浮いていた部分を剥がしてみたところ、タイルはALCからすでに離れていました。接着剤と目地材だけでかろうじて留まっている、落下の危険がある状態です。

部分補修では同じことがくり返されるおそれがあるため、オーナー様と相談し、傷みのひどい1面はタイルをすべて撤去することにしました。ALCを傷めないよう基本は手作業ではつり、モルタル下地の硬い部分だけ機械を使っています。撤去したタイルのがれきは2トンを超えました。

ALCの下地を一から整える

  • ALCを固定しているボルトの錆を落とし、埋めてあった補修材も撤去して新しく補修
  • 欠けや割れ、凹凸をひとつずつ補修
  • 吸い込みが激しいため、下塗りは2回
  • サッシまわりと換気フードまわりのシーリングを撤去し、錆は専用の処理剤で止めてから打ち替え
  • ALCとサッシのすき間は、採寸して加工した板金でふさぐ

防水性のある下地材で段差をぼかし、仕上げへ

タイルを撤去した面と残した面では、どうしても下地に段差が生まれます。3回目の下塗りでは、防水性のある下地材を砂骨ローラーで塗り、表面にあえて凹凸をつけて段差をぼかしました。塗膜の厚みが均一になるよう、つなぎ目やスジが出ないように塗り込むのがポイントです。

上塗りは2回。板金部分は壁より先に1回目を塗っておき、壁の上塗りのあとに仕上げ塗りをしています。タイルを残した裏面も、下塗り2回・上塗り2回の4工程で仕上げました。

最後に細部を整えて完工

サッシまわりのシーリング、塗装の見切り、錆びてぼろぼろになっていた配水管の固定バンドのステンレス製への交換、窓ガラスの清掃まで行い、足場を解体して完工です。

担当より

見た目の塗り替えだけなら、タイルの上から塗ることもできました。ただ、剥がれかけたタイルを残したままでは、いつか落ちてくるかもしれません。今回は「まず剥がして確かめる」ことで、建物の本当の状態に合った直し方を選べました。商業ビルやオフィスビルの外壁改修も、調査から仕上げまでまとめてご相談ください。

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